airの木村です。
常に正直に生きてます。
今朝の話、Twitterで正直な事を言ったら燃えそうになりまして…
燃える時にも燃え方というのがあり、受けて立つタイプの燃え方…
後は、この燃え方は無意味と判断したらひらりと逃げ出す。
「つい消しします!」
こういった言葉を吐き捨てながらツイートを消し去り、エレガントにブロック。
こういった所にも美学を持つものです。
無意味な闘いは避けましょう。
逃げる事も必要です。
また無意味な冒頭ですね。
さて…
モデルの「鈴木えみ」さんが髪をメンテナンスに来てくださいました。
THROWフラッシュ!
処方 6/Mt:Blue 1:1 4.5% 20分放置
モノトーンを使用でギンギラギンにさりげなく。
Blueを使用でグラビデ。
重さと透明感を兼ね備え、彩度もマックスまで上げていくものです。
このカラー痛みますか?
そうこういう質問がよくあるのですが…
ダメージケアと発色クオリティの両方を取る事は難しい
と常にお答えしています。
ええ。正直ベースです。
ただ、ブリーチなしでやっているのでブリーチするよりはマシという返答をしています。
傷ませないでやるという認識は改めるべきと思っています。
傷ませないというのは非常に大事だと思いますし、センシティブにならねばならない所ですが、カラーのパフォーマンスを発揮し、本気のクオリティを追うならダメージを省みては永久になりたい色にはなれません。
こういった処方で徐々に作るという方法論もありますが…
なりたいものには傷みがつきもの
と思っておいてもよいかもしれません。
その認識をしておいた上でやるとそれこそ憂いなく思い通りの髪色になるはず。
ちなみに鈴木さんはダメージがどうのよりも「クオリティ」タイプの方。
迷いなど1ミリも感じさせない雰囲気がこのクオリティを出すわけです。
やりたいなら何が何でも。傷んだとしても。
これくらいの心持ちでいると案外仕上がった時には…
「あっ。別に大丈夫かも?」
そんな風にも思う事もあるかもしれませんね。
ヘアカラーの大体はそういったお客様の気持ちと美容師の気持ちのせめぎあいです。
どこをどの様にとっていくのか?
そういった覚悟が更に仕上がりを高めてくれるのかもしれませんね。
引き続き「正直ベース」で仕事をしていきたいと思います。
燃え盛りません様に。
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air/LOVEST Director 「木村 直人」 髪を通じて女性の「像」を作り続ける事にこだわる、airが誇るユーティリティプレイヤー。 代表作「グラデーションカラー」をいち早く世に送り出し、ヘアカラーに対して常に斬新な価値観を持ち、新たな創作をし続ける。 ヘアカラープロデュース、パブリックシャンプープロデュース、LINEスタンプディレクション、ヴァーティカルメディア編集長、書籍出版(2013発売の著書はAmazonランキングビューティ部門1位獲得)と女性に対して「美」という視点からの仕掛けは止まる所を知らない。 また、ネットコンテンツではオンラインサロン「マルチバース」を主宰し(会員約500名)、業界内外問わず常に先を走る仕掛けをし、作り続けている。 個人で運営する「naotokimura.tokyo」は月間200万PV、年間で1000万人以上が閲覧するモンスターメディア。 常に先端のツールを使いこなし、結果に結びつける所から、講演、対談、自身の生き方に関しての取材が後を絶たず、業界を飛び越えた「社会」に対して、「美容の在り方を問う」アクションを続けている。