ダメージ毛にカラーするとどうなるの?ダメージ毛をカラーするときに知っておくべき2つの現象 | THROW JOURNAL
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ダメージ毛にカラーするとどうなるの?ダメージ毛をカラーするときに知っておくべき2つの現象
May. 25. 2016 / 3724 Views

こんにちは。
兵庫県小野市 マテリカヘアーの増山です。

今やカラーが当たり前の時代になりましたが、

カラーを繰り返すことによってダメージが蓄積していきます。

ダメージが蓄積した状態でカラーをすると、いろいろな不具合が起きる可能性があります。

それでもカラーをせざるをえないケースもよくありますが、

ダメージ毛に対してカラーをする場合、こんなことが起きるということをぜひみなさんにも知ってもらいたいと思います。

その上で、この現象に対して対処しながら美容師である私たちはカラーをしていきます。

ダメージより発色が変わる現象1.【色の吸い込み】

ヘアカラーをした時に、
思ったより暗くなった…

とかありませんでした?

これはダメージにより、髪に染料が入り過ぎて明度が下がり、暗くなってしまったケースです。

【色の吸い込み】という現象。

ダメージにより発色が変わる現象2.【染着不良】

カラーの仕上がりが思ったより色が薄かった…とか、明るかった…

というケースです。

ヘアカラーの染料が髪の中に留まることができず、染まりにくかったり、仕上がりが薄かったというケースです。

髪の太さや地毛の染まりやすさ、染まりにくさとはまた別に、

ダメージしてる段階レベルにより暗くなりやすく、また染まりにくくもなります。

ダメージ毛は色の吸い込みと染着不良がおきやすい

色の吸い込みとは、

髪の表面部の【キューティクル】や

髪の内部の【コルテックス】という部位の欠損や流出で

カラー染料が髪内部に浸透し過ぎの現象です。

染着不良とは、さらにより傷んで毛髪内部の成分が破壊されて流出し、

カラー染料が留められない現象です。

ダメージが激しいと褪色しやすい

ダメージの段階を表す
【ダメージレベル】

このダメージレベルが高ければ【吸い込み】現象が起きて、

さらによりダメージが進行すれば【染着不良】が起こります。

激しくダメージすれば、褪色しやすい現象がおきますが、

それは毛髪内部の成分が流出して失われているから。

染料が留まりにくく、

カラー後にシャンプーするだけでカラー染料も、ほとんど出てしまい、

お湯で流すだけでも、

トリートメントを付けるだけでも流出したりも。

このような場合はかなりカラーが難しくなります。

大事なのは、日頃からダメージを蓄積させない

1度受けたダメージは厳密に言うと元には戻すことが出来ません。

でもダメージを受ける要因は日常生活にもたくさんあります。

できるだけダメージから髪を【守る】

そして、ダメージを受けたらすぐに【アフターケア】が必要です。

自宅での髪の扱いがとても重要です。

そして、

カラーやパーマなどの施術後はサロンでのトリートメントをするべきです。

【トリートメント】や【ヘッドスパ】ですね。

ダメージは蓄積させない

これが美しく麗しい美髪を叶えるヘアカラーの重要なポイントですよ。

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WRITER

増山 亮吾

マテリカヘアーデザイン
増山 亮吾

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店舗名マテリカヘアーデザイン

取扱カラーすべてのカラー

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