【人材教育】アシスタントの皆さんへ | THROW JOURNAL
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【人材教育】アシスタントの皆さんへ
Nov. 30. 2017 / 850 Views
群馬県前橋市の美容室、Paisley Park の町田聖彦です!

今回は『人材教育』というテーマについて、お話させていただきます。
自分自身は独立してから、1人サロンという形で営業しているので、
今現在は教育するべきスタッフはいません。
過去、少人数サロン・大人数サロンに勤務していたときに
自分が後輩に教えてきたことのお話です。
特にアシスタントの方・若い方、
よろしければご一読ください。

技術とデザインの違い

ボクが、昔よくスタッフに言っていたのは、
カラーでもパーマでもカットでも、
【塗る・巻く・切る】のと
【染める・かける・形作る】というのは違うということ。

技術・作業としての【塗る・巻く・切る】ことは教えられますが、
デザインするという意味での【染める・かける・形作る】は
教えられない部分も多いです。
なので技術を習得した(テストに合格した)から『よし』ではなく、
そこから常に先輩の仕事を見て疑問に思うことを見つけ出す(もちろん質問する)、
自分自身で試行錯誤を繰り返すなどして
よりクオリティを上げる・スピードを上げるなど必要になります。
技術やサービスに『これで、よし』って事はなくて、
いくらでも向上・改善出来るものだと思うので終わりはありません。
『これで、よし』と思った途端、そこで止まってしまいます。
それどころか、現状も維持できずに衰えていくものだと考えています。

正解のないもの

また、正解や不正解というのもハッキリしないもので、
先輩やスタイリストがたくさんいればいる分だけ
それぞれにやり方(施術の手順など)が違うと思います。
でも、全て間違っている訳ではなくて、
その中から自分にしっくりくるやり方や府に落ちた方法を選択し、
また試行錯誤してください。
こういう事を繰り返して、自分の技術が出来上がり、強みや個性となっていきます。
時には、先輩それぞれ言っていることが違って、
混乱することもあると思います。
また時には理不尽に感じて納得出来なかったり。
(ボク自身も今思えば、後輩に求めすぎてつい厳しくしてしまい、
広い心を持てていなかった部分があるなぁと感じていたりもします。)
けれど、そこで自分なりに考え、
昇華してオリジナリティが確立していきます。

ボクの考えも正しいとは言えません。
でも、何かしら共感できるところがあれば
少しでも参考になればと思います。

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WRITER

町田聖彦

Paisley Park
町田聖彦

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店舗名Paisley Park

取扱カラーすべてのカラー

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