ロングのモノトーン表現(塗り分けのススメ) | THROW JOURNAL
カラーアドバイス
ロングのモノトーン表現(塗り分けのススメ)
Jun. 06. 2017 / 999 Views
群馬県前橋市の美容室、Paisley Park の町田聖彦です!

ベースにもよりますが、
1つのクスリ(単品でも、MIXしたものでも)で根元から毛先まで
一発塗りでも充分なクオリティで仕上がるのも
Throwの良いところです。

けれど、
ぼくら美容師の使命でもある
【一人一人オーダーメイド】という意識から
カラーを塗り分けてコントロールしたケースをご紹介します!

今回のお客様は、新生部5レベル、既染部9~10レベルくらいのロングです。
(beforeの画像がなくてスミマセン)
特にロングの場合、一色だと
根元・中間・毛先で仕上がりに若干の誤差が出てしまうことがあります。
なので、よりディテールにこだわってみます。

・根元…3㎝
・中間…30㎝
・毛先…15㎝

をそれぞれクスリをかえて塗り分けています。
グラデーションやバイアージュでなく
今回はあくまで全体を均一に自然に仕上げるための
【塗り分け】です。
先にレシピを公開しますと

・根元…Mt6:グリーン=1:1(オキシ6%:3%=1:1)
・中間…Mt6:グリーン:ブルー=1:1:1(オキシ6%)
・毛先…Mt6:グリーン:ブルー:クリア=1:1:1:1(オキシ6%)

この順番で一気に塗っていき、放置です。
基本ぼくは放置タイムを分けたりせず、
オキシ(2液)、色の濃さ、塗る順番などでコントロールしています。

・根元…赤味が出ないよう、グリーン多め(明るい仕上げでないのでオキシも3%MIX)
・中間…既染部はグリーンを弱めてブルーをMIX
・毛先…吸い込みを計算し(パーマ履歴もあるので)、更にクリアをMIX

…という、イメージです!

どうでしょうか?
非常にキレイで、均一な仕上がりだと思います!

お客様一人一人で配合や順番などの塗り分けをしてより高いクオリティを求める。
当たり前かもしれないけど、美容師の仕事の醍醐味であり楽しみであると考えています!
よろしければ、ご参考に!

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WRITER

町田聖彦

Paisley Park
町田聖彦

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店舗名Paisley Park

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