【美容師さん向け記事】高明度かつ高彩度のカラーの作り方と考え方について。 | THROW JOURNAL
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【美容師さん向け記事】高明度かつ高彩度のカラーの作り方と考え方について。
Aug. 03. 2016 / 1827 Views

こんにちは。
兵庫県小野市 マテリカヘアーの増山です。

美容師さんに向けての記事です。

夏こそ明るい髪色にしたい!

と思っている方も多いと思いますが、

よく聞くお客様の希望の明るいカラーとは、

・明るい

かつ

・アッシュの色がしっかりと入っている

この2点がポイントだとおもいます。

【明るさ】と【彩度】のバランス

でもヘアカラーは明るさと色味を兼ね備えるのが少しばかり難しくて、

明るくすればアッシュの色味が薄くなりやすく、

アッシュの色味を濃くすれば暗くなりやすく、

明るさと、色味の彩度バランスが重要です。

【高明度】【高彩度】のバランスとは?

髪質によっても違います。

アンダーカラーによっても違います。

ダメージレベルによっても違います。

だけども、

考え方としてはある程度の基準の配合パターンを決める事。

もちろん単色使いでいいのだけれども、

高明度かつ高彩度の配合なら

明度コントロール + 彩度コントロール の薬剤をMIXする、

その配合比の基準を決めちゃうのです。

その基準をもとに微調整をしていくとすぐにコントロールできるようになりますよ♪

スロウカラーを使いまくりのボクがよく使う配合比率

高明度かつ高彩度の配合比率で言うと

僕は明度コントロールカラーに対して彩度コントロールカラー30%の割合。

例えば、
Ash12:Blue – 3 : 1

てな感じです。

これを軸にして

あ、ちょっと色吸いやすそうだなーと思ったらクリアをそこに混ぜるとか

補色を混ぜるとか

ブルーの代わりにモノトーンを使うとか

そこは少し変えたりしますが、

基本的にはこの配合を軸に考えています。

ただ、スロウカラーのBLUEやGREENなどのコントロールカラーは明度6Lvくらいの設定なのでやはり混ぜすぎには気をつけましょう。

サロンワークでは素早い判断と確実さが非常に重要です。

カラーレシピもシンプルでキレイな配合を是非、みなさんも決めてみてください。

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WRITER

増山 亮吾

マテリカヘアーデザイン
増山 亮吾

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店舗名マテリカヘアーデザイン

取扱カラーすべてのカラー

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